
テンピュールの寝心地
若い頃はたいして気にしていなくても、ある程度年齢を重ねると睡眠の大切さが身に沁みます。
快適な睡眠がとれていれば、すっきり疲れもとれて英気を養えますし、毎日が充実してきます。
ぐっすり熟睡するためには、やはり良い寝具を使うことも必要になってくるでしょう。
全米でナンバーワンの人気を誇るテンピュール、日本でも人気があるようですが、実際の寝心地はいかがでしょうか。
テンピュールの評判を参考にしながら、その人気を探ってみたいと思います。
テンピュールはただのウレタンマットレスではない
テンピュールというとマットレスが有名ですが、枕も展開されていますし、その種類は豊富です。
テンピュールといえば低反発というイメージを持っている人も多いと思います。
確かに低反発なのですが、一般的に知られている低反発と同じというわけではありません。
その製造方法はテンピュールの企業秘密であり、テンピュールの日本支社の社員はおろか、社長も知らないそうです。
ですからテンピュールの類似品や模倣品が販売されることはあっても、その品質は同じではないでしょう。
テンピュールはただの低反発ウレタンではなく、テンピュールという素材なのです。
テンピュールに寝てみたことがある人は分かるでしょうが、まるで浮かんでいるような寝心地で、体に負担がかかっていないような感覚を味わえます。
また一般的な低反発ウレタンに比べ、耐久性が格段に高いので、長年使ってもへたりを感じることがありません。
日本で販売されているテンピュールのマットレスは、保証期間が15年と長期に設定されますから、相当自信があるのでしょう。
ちなみにアメリカではもっと長く、保証期間が20年といわれていますから、使っていてすぐにダメになるという心配はないと思います。
一般的にマットレスは体重がかかる場所がへたりやすいのですが、テンピュールはそんな心配がないので、ローテーションも必要ないですし、ベッドパッドを使わなくても快適な寝心地です。
カバーも取り外して丸洗いできるので、清潔さを保ちやすく衛生的です。
もともとテンピュールは、NASAのロケット打ち上げ時の重力を和らげるために開発された素材で、ただ柔らかいだけでなく、丈夫で、力を分散させる働きに優れた素材なのです。
欧米でも断トツの人気がありますし、医療用にも使われているそうですから、その機能性はお墨付きというわけです。
テンピュールの種類と特徴
さて、テンピュールのマットレスには大きく分けると、オリジナルコレクション、クラウドコレクション、センセーションコレクション、ハイブリッドコレクションの4タイプがあります。
昔から使われているのはオリジナルコレクションで、テンピュールの元祖といえる存在です。
もちろんスプリングやバネは一切入っておらず、ウレタンマットレスです。
すべてのコレクションの中でも一番硬く、思ったより体が沈み込まず、体をしっかり支えてくれる感じの、若干硬めの寝心地です。
しかしあくまでテンピュールのコレクションの中で一番硬いというだけで、体にフィットするようなテンピュール独特の寝心地は健在です。
オリジナルコレクションには、厚みの異なる4タイプがあり、厚みがあるほど安定感も出てくるのでしょう。
マットレスは高耐久性ベース、サポート層、コンフォート層といったいくつかの層でできており、構造によって寝心地も変わってくるようです。
当然厚みがある方が、お値段も高くなっていきます。
しかしオリジナルコレクションは若干硬めなので、もう少し柔らかい方が良いという人は、クラウドコレクションがおすすめです。
クラウドコレクションはオリジナルコレクションよりも柔らかく、温度による影響も受けにくいので、女性に人気があります。
柔らかさの秘密は、上層にあるテンピュール® ES(エクストラソフト)素材という素材にあります。
特に女性は横向きで寝る人が多く、柔らかいマットレスの方が肩にかかる負担も軽くて寝やすいのでしょう。
クラウドコレクションという名のとおり、雲の上に寝ているようなふわふわと体を包み込まれるような寝心地を味わえると思います。
それからセンセーションですが、こちらはまるでバネのような弾力性のあるマットレスです。
これまでスプリングマットレスを使っていた人はなじみ易いのではないでしょうか。
弾力性があるため寝返りがしやすいという特徴があり、なおかつテンピュールの心地よさを併せ持っているわけです。
最後にハイブリッドコレクションですが、こちらは他のコレクションと異なり、プレシジョン™マイクロコイルというコイルを使っています。
テンピュールらしくないマットレスですが、テンピュールの心地よい眠りに加え、弾力性や可動性、サポート性が向上している革新的なマットレスということです。
ただお値段はちょっと高めです。
またテンピュールはマットレスの他にも、トッパータイプや、布団タイプもありますから、シーンに合わせて使い分けることができます。
ベッドが置けない人や、すでにベッドやマットレスをもっているという人は、トッパータイプや布団タイプを選ぶと良いでしょう。
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