
なぜ目を温めると熟睡できる?
いろんな快眠法を試してはいるが、どうしても眠れないという人はいませんか。
だまされたと思って、目を温めてみてください。
お湯で温めたタオルを目の上に乗せても良いですし、メグリズムを使っても良いでしょう。
自然と心も体もリラックスでき、熟睡できるかもしれません。
なぜ目を温めると熟睡できるのか、その理由についてご説明したいと思います。
熟睡の秘訣は深部体温
なぜ熟睡できないのか、その理由は色々あります。
例えば頭や神経は疲れているのに、体が疲れていない、自律神経が乱れていて、リラックスできないなどなど。
しかし体温をコントロールすることで、寝つきが良くなり、熟睡できるようになる人もいます。
よく深部体温を下げると熟睡できるようになると聞いたことがありませんか。
深部体温とは私たちの表面的な体温とは異なり、体の中心部の温度のことをいいます。
この深部体温が下がることで眠気をもよおし、眠りにつくことができるのです。
夜になると眠くなるのは、深部体温が下がるためで、夜になっても眠くないのは深部体温が何らかの原因で下がりにくくなっているのかもしれません。
深部体温を下げる方法
では深部体温を下げるにはどうすれば良いのでしょうか。
一番簡単な方法は、体を温めることです。
体を温めることで、体の熱が放熱されるようになり、体の中心部の体温が下がるというわけです。
眠る前にお風呂に入るのは理にかなった行為であり、体を温めて深部体温を下げ、眠りにつきやすくなるのです。
他にも体がぽかぽか温めるような寝具を使うことでも、熟睡を得られやすくなるでしょう。
効率よく深部体温を下げるには
なお、効率よく深部体温を下げるには目や手足を温めると良いです。
赤ちゃんが眠くなると手足が暖かくなるのは、手足から熱を発散させているためです。
ですから、手足を温めることで効率よく深部体温が下がるというわけです。
また目を温めると、副交感神経のスイッチが入り、リラックスモードになって眠気をもよおしてきます。
目を温めることで視床下部を刺激して、血行が良くなり、体が温まって、リラックスモードになるわけです。
蒸しタオルを目の上に置いたことがある人はわかると思いますが、体が自然とリラックスできている感覚を味わったことがあるでしょう。
ホットアイマスクなどは目を温めるだけでなく、光を遮断する効果もあるため、より眠りにつきやすくなります。
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電気毛布は使わない方が良い
冷え性の方が寝つきが悪かったり、夜中に起きてしまうのは、体の熱を放出するのが苦手なためです。
体をしっかり温めてくれる寝具を使うと、睡眠の質も高まり、熟睡できるかもしれません。
冷え性の方は体を温めるために、電気毛布を使っているという人をたまに見かけます。
しかし電気毛布は体の熱だけでなく、体の水分まで奪ってしまいます。
電気毛布を使って寝ることは、コタツの中で寝るようなものなので、使わない方が良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
寝る前にお風呂に入ることは難しいことではありませんし、目や手足を温めるのも簡単にできることです。
睡眠は成長ホルモンの分泌をうながして、細胞を修復したり、疲労を回復させるうえで欠かせない行為です。
健康で快適な生活が送れるよう、より質の高い睡眠を取るようにしましょう。