
布団を干す頻度知ってますか?
布団を清潔で長持ちさせるには干すのが必須です。
それは敷布団であっても、掛け布団であっても、毛布でも同じではないでしょうか。
あなたは布団をどのくらいの頻度で干していますか。
毎日?それとも1週間?もしかして1か月でしょうか。
もしかしたら布団が干せないという環境の人や、面倒で干していない人もいるかもしれませんね。
布団を干す頻度はどれが正解なのでしょうか。
布団は湿気をたくさん含んでいる
私も一時期忙しくて、あるいは面倒臭くて布団を干していない時期がありました。
しかし天気の良い日に布団を干すと、布団がふかふかで気持ちが良くなります。
なんとなくですが、清潔な感じもしますし、やっぱり布団を干すと気持ちいいなあと改めて思います。
人は寝ている間に、コップ1杯分の汗をかくという話を聞いたことがあるでしょう。
つまり布団は汗をたっぷり含んで湿気が溜まっているというわけです。
布団を干す効果的な時間
布団に溜まった湿気を追い出すためには、布団を干すのが一番効果的です。
でも雨が降っているときや、湿気が多くてじとじとしているときに布団を干しても、湿気が出ていく気がしませんね。
ですから布団を干すにも効果的に湿気を取る時間帯というのが存在します。
一般的には午前10時から午後2時くらいまでの間に干すのが理想的だといわれています。
お日様が上っていても、あまり早い時間や遅い時間では日が当たらないし、気温が低く、大気中の水分も多いので、布団が渇きにくいのです。
これではせっかく干しても、布団に湿気が溜まったままという結果になるかもしれません。
ですから布団を干すのは、強い日光が当たりやすく、気温が高くて湿気の少ない時間帯に干すのが良いです。
それが午前10時から午後2時の間というわけです。
布団を干す頻度は素材で異なる
では布団を干す頻度はどのくらいが理想的なのでしょうか。
布団を干す頻度はおそらく人によって全然違うかもしれませんね。
一概には言えませんが、布団を干す頻度は使っている素材によっても変わってきます。
あなたの布団はどんな素材を使っているでしょうか。
敷布団の場合、よく使われる素材は化学繊維、綿、羊毛ではないでしょうか。
昨今布団に良く使われる、ポリエステルなどの化学繊維ですが、化学繊維の布団を使っている人も多いでしょう。
化学繊維の場合、繊維自体が水分を吸わないため、週に1回程度で十分だといわれています。
さらに干す時間も1時間から2時間、比較的少ない時間で良いので、お手入れが楽です。
一方で吸湿性の高い綿ですが、こちらは水分を含みやすいため、週に2回干したいものです。
しかも干す時間は、じっくり3時間から4時間程度かけて干します。
これは綿が吸水性が高い上に、湿気を発散させる能力に欠けるためです。
水分をたくさん吸ってくれるため、寝心地はさらっとして気持ちが良いのですが、お手入れが面倒です。
一番お手入れが楽なのは羊毛、こちらは月に1,2回しかも日陰干しで十分湿気が取れます。
吸った汗などの湿気をすぐに発散するから、しっかり吸うのに湿気が溜まりにくいのです。
布団を干すのが面倒、干せない環境である人は羊毛布団を使ってみてはいかがでしょう。
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布団を干すときの注意点
最後に布団を干すときですが、布団たたきでパンパン叩いてはいませんか。
布団を叩くと埃がいっぱい出てくるので、きれいになっていると勘違いしてしまいます。
しかしこれは埃ではなくて、布団の生地や中綿の繊維が切れて、飛び出しているんです。
ですから布団をたたき続けると布団の繊維がつぶれてしまって、へたったり、保温性や保湿性がなくなる恐れがあります。
つまり布団の寿命が縮まるということを意味しますから、良いことはありません。
どうしても布団の埃やダニ、汚れが気になるなら、布団を干した後、掃除機で吸うのが布団を傷つけないし、一番良いです。
それから布団を干すときは、カバーなど布で覆って干すことをおすすめします。
特に太陽の光が強い日は、そのまま布団を干すと生地が傷んで変色したり、繊維がもろくなってしまうからです。
布団の正しい干し方を覚えて、是非布団をこまめに干し、長く愛用してください。