トマトの栄養を無駄にしない食べ方とは

食事
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トマトは皮に栄養が詰まっている

トマトに限らないのですが、野菜の皮には栄養がたくさん詰まっているのをご存じですか。

ですから野菜の皮を剥いて食べている、という人は捨てずにそのまま食べて欲しいものです。

ちなみにトマトの皮にはどんな栄養素があるかというと、代表的な成分がケルセチンやペクチンなどの食物繊維です。

ケルセチンは玉ねぎの皮などにも含まれていますが、玉ねぎの皮はそのまま食べにくいものです。

しかしながらトマトの皮はそれ程気にならずに食べることが出来るはずです。

またペクチンという成分ですが、こちらはりんごやいちご、みかんなど、果物や野菜を問わず、色んな植物に含まれている成分です。

野菜や果物を煮詰めてジャムを作ることが出来ますが、ジャムがゲル化して水分が流動性を失い、粘つくようになるのも、ペクチンの働きによるものです。

こうした働きを生かし、食品の形を整え、崩さないために、色んな食品にゲル化剤として使われています。

ペクチンを摂取するためには何もトマトを食べなくても、ペクチンを摂取することは出来るというわけです。

しかしながら普段から全く野菜や果物を食べないという人はトマトでも、それ以外の野菜や果物でも、食べるようにした方が良いでしょう。

ペクチンはコレステロール値を下げたり、食物繊維ですので下痢や便秘などを改善する整腸作用にも優れた働きを持っています。

こういった働きを生かし、ペクチンは医薬品やサプリメントなどに色々利用されている成分なのです。

最近太り気味という方や内臓脂肪の気になる方、下痢気味、便秘気味という人は積極的に摂取してほしい栄養素です。

ダイエット中に野菜や果物をたくさん食べた方が良いのはこのためです。

しかしそんなペクチンも過剰摂取には気を付けた方が良いと言われています。

というのもペクチンはデトックス作用に優れているため、取りすぎると体内のミネラル分も一緒に排出してしまうというわけです。

食べ過ぎなければ問題はありませんから、毎日適量を摂取するようにしましょう。

トマトをオリーブオイルで炒めて栄養価アップ

トマトはイタリア料理で良く使われる食材ですが、イタリアではオリーブオイルも良く料理に使われます。

実はこのトマトとオリーブオイル、非常に相性が良いことをご存じでしょうか。

トマトをオリーブオイルを使って調理すると、互いの味を引き立てるだけでなく、美容やダイエット、健康に与える効果がアップすると言われています。

現代はファーストフードを見直す動きが高まっており、日本の食事をスローフードに戻すために、地中海式のダイエット法に注目が集まっています。

地中海式ダイエット法とは、つまりトマトとオリーブオイル、パスタを使って健康に痩せようというダイエット法です。

トマトにはリコピンと呼ばれる成分が豊富に含まれておりますが、このリコピンは非常に抗酸化力が高く、活性酸素の発生を抑制して脂肪の酸化を防ぐだけでなく、脂肪そのものも蓄積も抑えてくれます。

さらに体内の脂肪燃焼や糖質の代謝を促進するなどの働きを持っているため、美容やダイエット、健康に高い効果を持っている野菜なのです。

しかしこのリコピン、オリーブオイルと一緒に摂取することで、吸収率が大幅に上がることがカゴメの研究で明らかになりました。

ダイエットをしているのに油を摂取することを疑問視するかもしれません。

確かに油はカロリーが高いですから、過剰摂取をしては逆効果になります。

しかしオリーブオイルには血液サラサラ効果のあるオレイン酸も含まれていますし、リコピンの吸収率をアップする観点から、取りすぎなければダイエットの強い味方になるのです。

さらに言うとトマトはオリーブオイルで炒めた方がリコピンの吸収率が数倍にも向上します。

これはリコピンが脂溶性であるため、また加熱調理することでトマトの細胞壁が破壊され、リコピンが油に溶け出すためだと考えられています。

こう考えるとイタリア料理は非常に理にかなった健康料理であることが分かります。

普段からイタリア料理を食べて、健康と美容を両方手に入れてしまいましょう。

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