すのこベッドを使えば布団はカビないは嘘

すのこ
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すのこベッドを敷くだけではだめ

日本は湿気が多い国です。

気温こそ日本より高い国はたくさんあります。

しかし日本は湿度が高いため、アフリカよりも暑く感じると以前マサイ族の人が言っていたそうです。

そんな湿気の多い国ですから、布団にカビが生えてしまうのも仕方がありません。

カビ対策にすのこベッドを使っている人もいるのではないでしょうか。

しかしすのこベッドを敷いても、布団やすのこにカビが生えることはあります。

すのこベッドでカビや結露を防ぐ

人間は眠っている間に、コップ1杯分から2杯分も汗をかくといいます。

つまり相当な量の汗をかくわけですから、空気中に放湿されなかった汗は布団やベッドが吸ってしまいます。

その結果ダニやカビにとって居心地の良い場所となり、繁殖してしまうというわけです。

普通のベッドは床板に隙間がないため、空気の通り道がありません。

そのため寝ている間にかいた汗による湿気の逃げ場がなく、布団やベッドがカビてしまうわけです。

その点すのこベッドは床板に隙間がありますから、空気の通り道ができて、布団やベッドがカビにくくなります。

さらにすのこベッドであれば高さがある分、床とベッドの間にも隙間ができて、床にカビや結露ができるのも防止できます。

 

カビが繁殖する3要素

なおカビが繁殖するには湿度の他、温度や栄養源が必要になります。

カビが繁殖しやすい湿度は60%以上、温度は25度前後といわれています、

しかし温度を多少上げたり下げたりしたからといって、カビが生存できないわけではありません。

むしろ人間が生きていくのに必要な温度の中では、カビも生き続けることができるのです。

ですからカビが繁殖しないために温度で対策をするのはほぼ不可能、あとは湿度と栄養源をなんとかするしかありません。

このうち、湿度対策になるのがすのこベッドというわけです。

実際、床板に隙間があるのとないのでは、湿気の溜まりやすさが違いますから、カビは当然発生しにくくなるでしょう。

ですからカビ対策にすのこベッドを使うのは、有効な手段といえるのです。

カビの栄養源を極力減らそう

またカビの栄養源は人間の皮膚やフケ、髪の毛、皮脂などのたんぱく質といわれています。

しかし生きている限り、皮膚やフケ、髪の毛、皮脂はどうしても発生してしまいます。

ですから、布団に入る前にはお風呂に入り、体を清潔な状態にするなどして、極力その数を減らしてあげるしかありません。

飲んで帰った日や、疲れてお風呂に入れないときなど、そのまま布団に入っているのではありませんか。

それでは布団に汚れが溜まりやすくなるだけで、カビの繁殖を促進してしまいます。

寝る前にはお風呂に入ること、また寝室の掃除をしたり、エアコンをこまめに掃除することもカビの栄養源を減らす上で有効な方法といえます。

すのこベッドを使っても布団はカビる

ただすのこベッドを使ったからといって、必ず布団やベッドにカビが生えないというわけではありません。

特に梅雨や夏場は寝室の空気自体の湿度がすでに60%以上と高く、布団の中はさらに湿度が高くなる傾向にあります。

昔の家に比べ、昨今のマンションなどの住宅は気密性が高く、湿気も溜まりやすい住環境であることも要因の一つです。

これでは布団やベッドに湿気がたくさんたまっているのは、容易に想像できることでしょう。

すのこベッドは確かに通気性が良いですが、このような環境では布団やベッドにカビが生えるのも必然といえます。

そもそも床板の隙間が空いているからといって、布団と触れている部分は他のベッドと変わりありません。

隙間の空いている部分は布団に直接触れていなくても、床板のある部分は布団に常に触れている状態です。

すのこベッドを使っているからと安心して、布団を敷きっぱなしにしているようであれば、かえってカビの繁殖しやすい環境にしているにすぎません。

すのこベッド以外の除湿対策

すのこベッドを使っていても、布団の上げ下げをしたり、布団をこまめに干すことは忘れてはならないのです。

布団は毎日上げ下げしていますか、布団はどのくらいの周期で干しているでしょうか。

布団の素材にもよるでしょうが、布団は毎日上げ下げし、週に1回は干すのが基本です。

ただ、色んな事情があって、布団の上げ下げがこまめにできないという方もいるでしょう。

そのような方はすのこベッドを使うだけでなく、合わせて除湿マットを敷くなど、他にも除湿対策をすることをおすすめします。

特に北側のお部屋を寝室にしている人や、窓の近くにベッドを置いている人など、湿気が布団に溜まりやすいので要注意です。

除湿マットを使えば、布団やベッドに湿気が溜まりにくくなるため、カビの発生を遅らせることができます。

環境によっては、布団を敷きっぱなしにしても、カビが発生しなくなるかもしれません。

 

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