
季節によって布団を使い分ける
やはり布団は冬に良く売れますが、冬だけ使うものではありません。
日本には四季があって、春、夏、秋、冬と温度や湿度も変わります。
ですから、季節によって布団を使い分ける方が快眠を手に入れやすくなるでしょう。
では春にはどんな布団を使えば、心地よい眠りを手に入れることができるのでしょう。
春に使いたい布団
春になると冬の寒さも一段落し、少しずつ気温が上がっていきます。
冬は羽毛布団と毛布を組み合わせて使う人が多いですが、春になると羽毛布団を使う人も徐々に減ってくるのではないでしょうか。
例えば毛布を1枚で使ったり薄手の毛布にしたり、あるいは羽毛布団の代わりに少し薄手の掛け布団を取り出す人もいるでしょう。
毛布も冬は保温力の高いアクリル毛布やウール毛布を使う人が多いですが、春になると薄手のシルク毛布や綿毛布を使う人も増えてきます。
シルク毛布はアクリル毛布やウール毛布に比べると保温力が劣りますが、春であれば問題なく使えます。
また肌触りが格別なので、寝るのが楽しみになりますし、心地よく眠ることができるというメリットもあります。
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そしてもう少し暖かくなってくると、ダウンケットや肌掛け布団を使うこともできるようになってきます。
このように春になると色んな布団を選んで使うことができるという楽しみが増えるのです。
問題なのは花粉対策
しかしここで問題なのが、春になると花粉が飛び回るということです。
花粉症に悩む人は年々増えていますが、布団を外に干せない、あるいは静電気で花粉を呼び寄せてしまうことから、症状がひどくならないために、どんな布団を使うかも重要になってきます。
静電気を抑えて花粉を防止するスプレーなんかも販売されていますが、やはり布団を外に干さないことが花粉症対策には一番良いと思います。
布団を取り込む際にパンパンと布団についた花粉を払うこともできますが、それでも完全に花粉を落とすことは難しいと思います。
ですから花粉が飛んでいる間は布団を外に干せないということを考えると、湿気が溜まりにくい、陰干しでも十分乾くような布団を使いたいものです。
そんな布団あるの?と思われるかもしれませんが、やはり天然素材を使った布団は湿気を発散させて湿気が溜まりにくいのでおすすめです。
例えば敷布団はアモリールという羊毛布団がおすすめなのですが、1,2か月干さなくても湿気が全然たまらず、さらさら感が続きました。
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化学繊維の布団は要注意
なお多くの方が使っているであろう化学繊維の布団は注意しなければなりません。
というのも化学繊維というのは静電気を帯びやすく、寝ている間に花粉や埃を吸い寄せてしまうからです。
当然ベランダに干せば大量の花粉を付着させてしまいますし、花粉症の人は特に気を付けた方が良いでしょう。
もちろん化学繊維の布団は洗えるものが多いですから、付着した花粉をじゃぶじゃぶ洗い流せるというメリットもあります。
しかし結局は静電気によって花粉を吸い寄せてしまうので、こまめな洗濯が必要になると思います。
それから春は気温も上がってくるし、湿度も高くなってくるので、湿気のこもりやすい化学繊維の布団は個人的にはおすすめできません。