どうやってうつる?水虫になる原因は?

足かゆい
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水虫とは

水虫という言葉はよく聞きますが、はたしてどんな病気かご存知でしょうか。

水虫はよく足や足の裏にできる皮膚病で、激しい痒みを伴ったり、皮膚がただれたり、水疱が出来たりする症状が特徴的な病気です。

白癬菌と呼ばれる、いわゆる真菌というカビが皮膚に付着することで感染するわけですが、水虫は何も足や足の裏にだけ出来る病気ではありません。

手や爪、頭部、体など至るところに出来る病気です。

水虫に発症した箇所によって呼び名が異なりますが、原因は全て白癬菌というカビです。

ちなみに一口に水虫といっても、大きく分けて4種類に分類されます。

代表的な水虫である、足の指の間の皮膚が白くふやけたり、激しい痒みを伴うものは「趾間型水虫」と呼ばれるもので、感染率が高いので水虫の代表的なタイプといえます。

他にも小水疱型水虫、爪水虫、角質増殖型水虫なんてものもあります。

それぞれ出来る箇所や症状も異なり、患部が硬化したり、あるいはボロボロになったり、痒みを伴わないものもあります。

とにもかくにも水虫の原因は白癬菌ですから、角質がある場所ならどこにでも出来る可能性はあるということです。

代表的な趾間型水虫を除き、水虫に発症しても気づかないこともあり、隠れ水虫になっている人は意外と多いのです。

少しでも気になったら皮膚科を受診し、検査してもらった方が良いかもしれません。

水虫になる原因

水虫になる原因は白癬菌と呼ばれるカビです。

白癬菌が人間の皮膚の角質層内に侵入すると増殖し、寄生すると水虫になります。

大抵水虫というと足に出来るものという印象がありますが、足に限らず皮膚が存在する場所ならどこにでも出来る可能性があります。

それに白癬菌はケラチンと呼ばれる物質を好み、皮膚以外にも爪や髪の毛などにもケラチンは含まれるので、白癬菌が繁殖しやすいというわけです。

ですから足以外にも手や爪、頭部、体にも白癬菌は感染します。

それでも水虫になる人のおよそ9割は足に感染するわけで、まずは足を清潔にしておくことが予防のポイントといえるでしょう。

何故足に感染する人が多いかというと、私たちは普段靴を履きます。

靴の中は高温多湿で白癬菌が増殖しやすい環境ですので、水虫になりやすいのです。

以前は水虫というと男性が発症するものというイメージがありました。

これは女性よりも男性の方が社会で働く人の割合が多く、普段から革靴など蒸れ易い靴を一日中履いていたために、発症率が高かったのでしょう。

しかし最近では女性でも水虫になる人が増えています。

これは女性の社会進出の機会が増え、さらにオシャレのためにブーツを履く女性が増えたことも、女性の水虫感染率を上げた要因といえます。

水虫は感染率が高く、水虫になった人の皮膚から剥がれ落ちた角質には白癬菌がしばらく生息しています。

よく水虫の人の家族も水虫になりやすいと言います。

これは水虫の人が住んでいる家の中には白癬菌が生息している角質(垢)がどうしても付着してしまうからなのです。

この角質を同居している家族などが素足で踏んでしまうと、水虫に感染しやすくなるのです。

しかし水虫というのは、白癬菌が皮膚に付着したら直ちに発症するものでもありません。

よく白癬菌が付着してから24時間皮膚を洗わないと水虫になると言われますが、普段からこまめに手足を洗う習慣を付けていると水虫にはなりにくいといえます。

白癬菌が付着した皮膚を洗わずにそのまま放置すると、角質内に侵入した白癬菌が増殖することになります。

ですから最低でも毎日お風呂に入る習慣があれば、水虫に感染するリスクを大分減らすことは可能なのです。

それに白癬菌は皮膚がアルカリ性だと繁殖しやすいと言われます。

正常な人間の皮膚は弱酸性に保たれていますが、汗をかいたり、皮脂や汚れが付着しているとアルカリ性に傾くことがあります。

ですので皮膚についた皮脂や汚れ、汗をしっかり洗い流すことも水虫予防になるということです。

とにかく清潔にしていれば、水虫になる確率をかなり下げることが出来ると理解しておきましょう。

なお、ごぼうには抗菌作用があり、水虫の真菌を抑える働きもあるようですから、ごぼう茶を飲むことで水虫が改善するかもしれません。

おすすめのごぼう茶についてはこちらで紹介されています。

水虫はどうやってうつる?

水虫は非常に感染力の高い皮膚病で、もし家族に水虫になっている人がいたら注意してください。

同じ住居に生活していると床やスリッパ、マットなどいたるところが感染経路になります。

水虫は大人だけなるものと思ったら勘違いです。

親が水虫だと免疫力の弱い子どもは簡単に水虫になってしまいます。

水虫の人に手足から剥がれ落ちた皮膚には水虫の原因菌である白癬菌が付着している可能性があり、環境によっては剥がれ落ちた後も数週間生き続けるといいます。

万が一水虫になってしまったら、家の中では靴下を履いて生活すれば、周囲の人間に感染しにくくなります。

もちろん100%ではありませんが、皮膚が床に落ちることが無くなるので感染率が下がるのですね。

水虫は辛いですが周りの人に同じ思いをさせたくないのであれば、一緒に生活する人への心遣いとして靴下を履くのも有りかもしれませんね。

またスリッパやサンダルも別に用意した方が良いでしょう。

しかしどうしても靴下を履くわけにはいかない場所があります。

それはお風呂ですね。

お風呂で靴下を履く人はいませんから、どうしてもバスマットを素足で踏んでしまうのは致し方ありません。

特にバスマットは水虫の感染経路となりやすい場所で、よく公衆浴場やジム、学生寮などのマットが原因で水虫に大量感染してしまうケースがあります。

水虫の人の足から剥がれ落ちた皮膚には白癬菌が住み着いているのですが、これがマットに付着すると色んな人に感染してしまうわけです。

特にバスマットは適度な水分を含んでいるので白癬菌が活動しやすい環境なのですね。

ですからバスマットはこまめに洗濯、日干しをして白癬菌を洗い流さなければなりません。

また白癬菌が皮膚についてから24時間以内に洗い流せば、水虫にならないといいます。

毎日お風呂に入って清潔にしておくことが如何に大事か分かるでしょう。

頭部も水虫になる

意外と知られていませんが、水虫は頭部にも出来ることがあります。

水虫は患部によって名称が異なりますが、頭に出来た水虫を別名シラクモと言ったりします。

シラクモは頭部白癬とも呼ばれ、原因は他の部位の水虫と同様白癬菌というカビが皮膚に付着することで発症するものです。

頭部は毛髪がある他汗や皮脂が出やすい箇所であり、帽子やヘルメットなどを普段から被っている人は頭部が蒸れ易く、水虫にかかりやすいといえます。

仕事柄ヘルメットを常用する方や、スポーツをしていて熱中症対策に帽子を被るのは仕方ありません。

しかし仕事やスポーツをしていないとき、休憩中などはなるべくヘルメットや帽子を取り、清潔なタオルで汗や皮脂をぬぐうなどして、頭部を清潔な状態に保つことが重要です。

実は頭部の水虫は大人よりも子どもが発症することが多く、特に短髪の男の子などは頭皮に白癬菌が付着しやすいので、シラクモにかかりやすいようです。

ペットを飼っている人は、ペットから感染することもあるので注意してください。

シラクモにかかると、頭皮の痒みや炎症を引き起こし、フケや落屑も多量に出ることもあります。

また患部周辺の抜け毛を引き起こしますし、周りの人に感染する恐れもあります。

まずは頭部の水虫にならないように洗髪をする、こまめに汗や皮脂、汚れをふき取ることが大切になります。

万が一感染してしまったら、早めに皮膚科に受診するなどして、薬を処方してもらいましょう。

病院を受診すると頭部に白癬菌がいるかどうかをチェックすることになりますが、もしシラクモであれば間違いなく白癬菌が存在することでしょう。

基本的には塗り薬や内服薬を処方されることになると思いますが、早期発見、早期治療を施すことで症状の悪化や感染の拡大を防ぐことが出来ます。

比較的軽度の水虫であれば抗真菌作用のある薬剤やシャンプーで治療することも可能です。

症状がひどい場合は飲み薬なども併用することになりますが、焦らず慎重に治療に取り組みましょう。

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