高麗人参の栄養素と選び方

高麗人参
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高麗人参の栄養素

高麗人参といえば、健康、美容に効果があり、昔から漢方としても重宝されてきました。

日本でも人気が出て、一部の人の間では健康のために親しまれています。

 

高麗人参は動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病などの血管系の病気予防、更年期障害や男性機能の不全の改善、さらには美肌効果もあるとされ、男性女性を問わず健康効果が高い食材です。

その高い効果の秘密は高麗人参に含まれる栄養素にあります。

実にさまざまな有効成分が含まれていますが、代表的な成分としてサポニンが挙げられます。

サポニンはどんな成分かというと、細胞分裂を活性化させるため、基礎代謝が向上するという効果があります。

 

特に肝臓や骨髄の代謝を向上させる働きが顕著であり、肝機能障害を予防、改善することで知られています。

現代人は飲酒や高脂肪の食事によって肝機能が低下している人が増えていますから、これは有難い作用です。

 

ですから二日酔いや悪酔いしやすいという方にも高麗人参はおすすめなのです。

さらにサポニンは血管を拡張して血液循環を促進したり、インスリンの働きを補完する働きがあります。

 

そのため血液中のコレステロール値や血糖値を正常にしてくれる作用もあります。

また高血圧の人の血圧を下げ、低血圧の人の血圧をあげるなど、血圧を正常にすることも期待できます。

 

高麗人参にはこういった効能のあるサポニンを多く含んでいます。

ですから高血圧や糖尿病などの生活習慣病が心配な方も高麗人参を摂取した方が良いのですね。

 

なおサポニンはごぼうにも含まれていることで有名です。

特にごぼうの皮にサポニンは豊富に含まれているので、ごぼうを皮ごと焙煎したごぼう茶であればサポニンを余すところなく摂取することが出来ます。

 

さらにごぼう茶はノンカフェインなので、妊婦でも安心して飲むことが出来ます。

ごぼうを皮ごと食べるのに抵抗があるという人はごぼう茶をお試しください

 

高麗人参はマグネシウムが豊富

高麗人参といえばサポニンが有名ですが、他にも健康に良い成分がたくさん入っています。

高麗人参はミネラルも豊富なのですが、中でもマグネシウムの含有量は他の植物に比べて格段に多く、10倍以上とも言われています。

 

みなさんはマグネシウムという言葉は知っているでしょうが、実際に私たちの体にどんな作用を及ぼすのか知っていますか。

今回は意外と知らないマグネシウムについてお話したいと思います。

 

まず私たち人間の体にはマグネシウムという成分がありますが、そのほとんどは骨に存在しています。

マグネシウムは骨の重要な成分の一つですから、単にカルシウムを摂取しただけでは骨は強くならず、マグネシウムも摂取しなければなりません。

 

ちなみにお酒を良く飲む人は、アルコールの作用によってマグネシウムの排出量が増えることが分かっています。

元々マグネシウムは体内に微量しか貯蔵されていないので、アルコールによって排出されると、すぐにマグネシウム欠乏症になってしまいますので気を付けてください。

 

マグネシウムが不足するとどんな危険があるか知っていますか。

実はマグネシウムが不足すると筋肉が痙攣したりしますし、慢性的に欠乏していると心臓病や動脈硬化になりやすくなります。

 

これはマグネシウムが体内の酵素の働きを活性化させる作用があり、筋肉が収縮したり、血管を拡張するにもマグネシウムの働きが不可欠なためです。

またマグネシウムは神経の緊張を緩める作用がありますから、リラックスして熟睡することも出来ます。

 

睡眠の質が美肌をつくると言いますから、寝不足の人は是非睡眠時間を確保してください。

マグネシウムは和食に比較的たくさん含まれているものの、近年の日本は和食離れが加速しています。むしろ日本好きの外国人の方が和食を頻繁に食べているぐらいです。

 

今一度和食を食べる習慣を身に付けて欲しいものですが、不可能であれば高麗人参を飲むようにしましょう。

 

高麗人参は乾燥させると栄養価がアップする

高麗人参は収穫後、さまざまな加工工程を通して私たちの食卓に並んだり、漢方薬などに使われているわけですが、加工方法によって栄養価が天と地ほど変わってきます。

一般的に収穫されたばかりの生の高麗人参は水参と呼ばれます。

 

水参は水分を多く含んでおり、料理などにそのまま使ってもみずみずしく食べやすい状態の高麗人参です。

高麗人参料理として有名なサムゲタンも水参を使っており、韓国の家庭料理では天ぷらなどにも使われるようです。

 

しかし漢方薬にしたり、サプリメント、粉末状にするには水参のままでは使えません。

そこで高麗人参を加工するわけですが、加工の仕方によって白参と呼ばれる種類になったり、紅参という種類になったりします。

 

比較的安い栄養ドリンクなどの原料に使われたり、安いサプリメント、漢方薬に含まれているのは、この内、白参と呼ばれる種類になるのですが、大変栄養価が低いです。

というのも白参は加工の過程で皮を剥ぎ、天日干ししたり、熱風をあてて乾燥させるわけですが、その際に多くの栄養価が失われます。

 

高麗人参に限らず、植物はその皮と皮付近の実に豊富な栄養が含まれており、皮を剥ぐことで栄養価がグッとダウンしてしまうわけです。

しかし加工が楽で日持ちがし、比較的安価であるため、韓国では白参の需要は高いです。

 

そのため多くの高麗人参は水参にされるか、白参にされて市場に出回ります。

最も高価で栄養価も高いのは紅参というわけですが、紅参は水参の中でも6年根と呼ばれる、長い間かけて育てられた種類の高麗人参を皮つきのまま、手間暇かけて乾燥させ、赤く色づくのを待ちます。

 

この手間暇が味噌で、じっくり時間をかけて乾燥させた紅参はサポニンを始めとして、ビタミンやミネラルなどの成分の含有量が格段に上がるというわけです。

さらに皮つきですし、ひげの部分にも栄養価がたっぷりです。

 

加工を終えた紅参はそのままエキスを抽出して、サプリにしたり、ドリンク剤に配合されます。

また砕いて粉末状にしたり、そのままの状態で市場に出回るわけですが、手間暇がかかっているため、高値で取引されるわけです。

 

高麗人参の選び方

最近では健康ブームも相まって、さまざまな健康食品が登場しています。

その内の一つが高麗人参ですが、一口に高麗人参といっても色々な商品があり、どれを選んで良いか判断に迷うことでしょう。

 

高麗人参自体は昔から漢方薬として重宝されており、お隣中国では万能薬、仙薬とも呼ばれているそうです。

一般的に高麗人参は煎じて飲む方法がポピュラーではありますが、独特な苦みやえぐみから苦手とする人もいます。

 

そんな方におすすめなのが、サプリメントを利用するという方法です。

高麗人参が健康に良いといっても続けられなければ意味がありませんから、飲みやすいというのは重要なポイントですね。

 

それから成分について言うと、サポニンの含有量の多い高麗人参を選ぶのも重要なポイントです。

高麗人参に含まれるサポニンは別名ジンセノイドとも呼ばれますが、原料にしている高麗人参の種類によって、あるいは加工方法によって、サポニンの含有量は異なるのです。

 

一般的に加工のされていない状態の高麗人参を水参と呼びますが、加工の度合いによって、白参、紅参と呼ばれるようになります。

この中でもサポニンの含有量が多いのが、紅参と言われますから、サプリメントを選ぶ際は参考にしてみてください。

 

さらに言うと6年ものの紅参がジンセノイドの含有量が最も多いようです。

 

良質な高麗人参はどの種類?

高麗人参は昔から万能薬として知られていますが、その種類によって成分も異なり、効果効能も異なることはご存じでしょうか。

ですから高麗人参は体に良いと思って摂取していても、質が低い場合は効果が実感できないということもあるのです。

 

高麗人参を配合している栄養ドリンクやサプリメントも数多く出ていますし、決して安い値段ではないと思います。

しかしこのことを知らないと全く意味のない買い物になってしまうのです。

 

ではどんな種類の高麗人参を買えば良いのか、良質な高麗人参の見極め方を少しお話ししたいと思います。

高麗人参は栽培期間が長ければ長い程良質なものとされ、一般的に6年根と言われるものが栄養価も高く、最高級品と言われています。

 

しかし栽培期間だけでなく、加工方法によってもそのグレードは変わってくるのです。

ざっくりいうと、高麗人参の種類は水参、白参、紅参といった3種類に分けることが出来ます。

 

この中で一番グレードが高いのは紅参と言われ、最高級品の6年根の高麗人参を加工したものです。

ちなみに何ら手を加えていないものは水参で、この3種類の中では一番品質が低いと言われています。

 

何ら加工していないので、保管状況が悪ければすぐにダメになってしまいますし、時間が経てば経つほど栄養素は失われてしまいます。

水参と紅参のちょうど中間に位置するのが白参で、基本的には4年根を使用しています。

 

白参は収穫した高麗人参を天日干しで乾燥させており、ある程度の加工処理を施しているので、日持ちはしますし、栄養素も維持することが出来ます。

白参も紅参ほどの品質はありませんが、値段も手ごろで気軽に摂取したい方にはおすすめの品種になります。

 

これらのことから、一番良質な高麗人参は紅参ということが分かりますが、一口に紅参と言っても、栽培地や栽培方法によって、品質に違いは出てきますし、安全性も異なってきます。

特に中国で栽培された高麗人参は大量の農薬が使われている危険も否定できず、購入の際は注意しなければなりません。

 

せっかく高価な紅参を購入したのに、農薬で体を壊していては本末転倒です。

ちなみに良質な高麗人参はどうかの見極め方で、「正官庄」というブランド名が付いた商品を選ぶことも出来ます。

 

正官庄とは国が認めた品質であることを示しており、商品を選ぶ際の一つの指針になります。

 

粉末タイプの高麗人参のメリット

あなたは高麗人参を飲むとき、どのような方法で摂取していますか。

昨今ではサプリメントタイプやドリンクタイプが主流のようですが、私は粉末タイプを常用しています。

 

サプリメントタイプは高麗人参の苦みを感じにくいという利点があります。

ですから高麗人参の味が苦手という人にはおすすめですが、効き目が出てくるまで時間がかかるというデメリットがあります。

 

というのもサプリメントはカプセルなどで包装されているため、消化吸収されるまで時間がかかるのです。

一方で粉末タイプの高麗人参は苦みを直で感じることにはなりますが、体にいち早く吸収されるため、即効性を感じることが出来ます。

 

個人的には苦い方が体に良いという潜在意識があるためか、あの特有の苦みがかえって精神的にプラスに作用し、効き目を実感しやすくしているのかもしれません。

もちろん粉末タイプだと口に合わない、という人もたくさんいるでしょうから、そういう人たちのためにサプリメントが開発されているので、大いに利用すれば良いと思います。

 

ただ粉末タイプはアレンジ方法によって、苦みをそれ程感じることなく摂取することも可能です。

例えば牛乳に混ぜたり、ヨーグルトに入れるという人もいます。

 

また苦みを消すためにお湯に溶かした後、砂糖や蜂蜜などを入れて甘味を加えると非常に飲みやすくなるようです。

後は鍋料理やスープなどに混ぜて飲むという人もいますから、自分が飲みやすい、あるいは食べやすい方法を模索してみるのも良いでしょう。

 

ただ粉末タイプの場合、高麗人参100%使用しているものもあれば、他の植物などを粉末にしたものを混ぜ、嵩増ししている商品も中にはあります。

成分表を良く確認し、高麗人参(特に紅参を使用したもの)が100%使われているか確認した方が良いでしょう。

 

高麗人参茶を選ぶ際に注意したいポイント

高麗人参の摂取の仕方には、食べる方法と飲む方法がありますが、やはりおすすめなのは飲む方法です。

食べる方法に比べ、高麗人参特有の香りや苦みを感じることなく、体の中に流し込めるからです。

 

そこで高麗人参を摂取するには、高麗人参茶にして飲むことをおすすめします。

高麗人参茶を飲むタイミングはいつでも結構ですが、ごはんを食べる前など、空腹時に飲むことで体に吸収しやすくなります。

 

1日1回でも良いですが、2回、3回と飲むようにすると、早く高麗人参の効果を実感できるでしょう。

もちろん漢方薬ですから1日、2日で効果は表れるものではありません。

 

少なくとも2,3か月は飲み続めるようにし、完全に体質改善を目的とするなら、2,3年以上かかるでしょう。

なお高麗人参茶はふつうのお茶に比べれば高価なもの、選ぶときに失敗したくはないですね。

 

そこで高麗人参茶を選ぶ際に注意したいポイントをご紹介したいと思います。

まず高麗人参茶に使われている高麗人参は、栽培期間の長いものを選ぶと間違いがありません。

 

一番おすすめなのは、6年根と呼ばれる栽培期間が6年間の高麗人参です。

ただ長ければ良いというものでもなく、6年を超えると逆に品質が低下したり、形状や見た目も劣化するようです。

 

ですから高麗人参の栽培期間が4年から6年くらいのものを選ぶと良いでしょう。

この栽培期間のものは、高麗人参の主力成分であるサポニンの含有量が一番高いのだそうです。

 

それから高麗人参茶を選ぶ際は、抽出方法にもこだわりたいものです。

一般的に高麗人参茶の抽出方法は、水かアルコールであるといわれています。

 

どちらが良いかといえば、やはりアルコールではなく、水抽出でしょう。

水抽出であれば、抽出に時間も手間もかかりますが、高麗人参に含まれるアミノ酸やたんぱく質が損なわれることがありません。

 

一方でアルコール抽出の場合、これらの栄養素がうまく抽出できないとのことです。

業者としてはコストをかけたくないために、アルコール抽出を採用しているところが多いです。

 

しかしせっかく高いお金を払って飲むのであれば、水抽出の高麗人参茶を飲むようにしましょう。

なお、栽培期間や抽出方法など確認できないということもあるでしょう。

 

その場合は正官庄と呼ばれるブランドのついた高麗人参茶を選ぶと間違いがないでしょう。

正官庄とは真に国が認めた製品であるという意味があり、韓国政府お墨付きということを意味します。

 

もちろん正官庄ブランドの高麗人参茶は6年根の紅参を使用しており、長年続く歴史があります。

迷ったら正官庄ブランドの高麗人参茶を買えば、失敗することはないでしょう。

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