
いびき対策枕でいびきは治る?
巷にはいびき対策枕なるものが登場してきています。
いびき対策枕を使えばいびきが治るかどうかといえば、治る人もいれば治らない人もいるようです。
正直枕を変えたからと言って、100%いびきが治ると約束はできません。
しかしいびき対策枕がぴったり自分に合えば、いびきがぴたっと止まるかもしれませんね。
なにかしら効果は感じている
いびき対策枕として楽天でよく売れている「スージーAS快眠枕」という枕があります。
この枕を使っている人のアンケートによると、全体の役82%の人がなにかしら効果は感じているようです。
このように全員が全員いびきを防止できるわけではないものの、多くの人はなにかしらの効果を感じているというわけです。
もしかしたらいびきが治らないかもしれませんが、いびき対策枕を使ってみる価値はありそうです。
首の裏を支えるいびき対応枕
そもそもどうしていびき対策枕でいびきを防止することができるのでしょうか。
いびきが出る原因は肥満や加齢、疲労、飲酒、喫煙などさまざまですが、気道が何かしらの理由で塞がれてしまうのは共通しています。
この気道が塞がれるのを防ぎ、気道の確保をサポートするのがいびき防止枕の役割というわけです。
普通の枕と違うのはその独特な形状で、普通の四角くて平ぺったい枕に比べると変わった形をしています。
まずこちらの枕は首を置く部分が丘のように高くなって、首の後ろを支えるタイプの枕であることがわかります。
首を置く部分が少し高めになっているため、湾曲した頸椎にすっぽり嵌り、気道を確保して息がしやすくなっています。
こちらは楽天で売っている「いびき対応枕スタンダード」というものですが、楽天でも良く売れていてランキング1位も獲得しています。
ソフトパイプ枕なので少し硬めですが、個人的には多くの人に合いやすい形状ではないかと思います。
いびきをかきやすい枕とは
そもそもいびきをかいてしまうのは枕が原因ということも少なくありません。
どんなに寝心地が良い枕であったとしても、それが自分に合っていなければいびきをかいてしまうことはあります。
まず一番考えられるのは枕の高さが合っていないということでしょう。
枕が高すぎる場合、当然頭の位置が高くなってしまい、顎が引けた状態になって息がしにくくなるのがわかります。
これは顎が引けることで気道を塞いでしまうためで、いびきを起こしやすくなる寝姿勢になってしまいます。
では枕を低くすれば良いのかといえば、いくら低くても低すぎれば今度は頭の位置が低くなりすぎてしまいます。
そうすると舌の付け根が喉の奥の落ちてしまい、こちらも気道を塞ぐ原因となりえます。
若いうちは良いのですが、ある程度年齢を重ねると筋肉が衰えて、舌が喉の奥に落ち込みやすくなるので、いびきをかきやすくなります。
また柔らかい枕もいびきをかきやすい枕の一つといえます。
柔らかい枕は確かに気持ちよく、寝心地がよさそうに感じてしまいます。
しかし柔らかい枕は必要以上に頭が沈み込んでしまい、思った以上に頭の位置が低くなりすぎてしまうことがあるのです。
もちろんすべての柔らかい枕が悪いわけではありませんが、大事なことは頭を乗せた状態である程度の高さをキープできる枕です。
日本でいびきをかく人は推定ですが、約2000万人ほどもいるといわれています。
成人男性の5人に1人、成人女性の10人に1人はいびきをかいているといわれていますから、他人事ではありません。
いびきをかくことで体や脳の酸素が不足すれば、日常生活や仕事にも影響が出てくるでしょう。
例えば昼間集中力がなくなったり、精神的に落ち込んだり、イライラしたり、免疫が落ちて病気になりやすいなどデメリットもたくさんあります。
いびきを治すために思い切って枕を変えるという決断も必要かもしれません。